年明け一発目からナチス映画。。
これインディペンデント映画なんですね。
ジェシカ・チャスティンとダニエル・ブリュール出てるから豪華に見えるけど。
原作は実話元にした『The Zookeeper's Wife』。
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ダニエル・ブリュールは甘いマスクのドイツ人俳優だけど、ナチ将校をよく演じてますね。
悪人に見えないのと演技も上手いので、ナチを演じてても嫌な記憶が残らない。
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たぶん制作費のほとんどがジェシカ・チャスティンとダニエル・ブリュールと動物に使われたようで、
スケール感があまりないのが残念。。
300人救ったとのことですが映画を見てる限りでは多くて22人程度。。
ユダヤ人をかくまってるのもあまり緊迫感がない。
(『戦場のピアニスト』を見よ!)
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とか言ってると、
じゃあ『サウルの息子』観たんかとか
『ショア』観てないくせに
みたいな話になってきて
それこそ映画が伝えたいメッセージと逆になっちゃうので、
ライトな入り口で
ライトな読後感(映画見終わった感)で
ナチスのことを広く伝えられる映画として、
この映画は十分良いと思います。