このレビューはネタバレを含みます
あまり期待せず観たせいか、思いがけずよく、嬉しい誤算だった。
ダニエル・ブリュール演じるナチスお抱えの動物学者ヘックが、ワルシャワ動物園の動物を躊躇なく撃つシーンを見て、政治や時代が彼を変えたのか、果たして彼は元々そのような人間だったのかわからなく混乱した。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オーロックス
アントニーナの息子の浅はかさには正直イラついたが、子供とはああいうものなのかなとも思えなくもない。
彼のせいで救助活動が行えなくなり、救えなかった命もあるのかもしれないが、すでに匿っていた人たちは全員無事で、父も生きて帰って来れたことは、本当に奇跡的で素晴らしいことと思う。