ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命の作品情報・感想・評価 - 51ページ目

「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」に投稿された感想・評価

ひでG

ひでGの感想・評価

3.9
2018年、映画館一発目。

午前中一回の上映になって、なかなか行けなかった。正月までやっていて良かったなあ。【シニア中心に結構入っていたよ】


語り継がれるナチスによる悲劇

本作はポーランド・ワルシャワの動物園が舞台。

冒頭、動物園主の妻、アントニーナが動物たちと飼育員さんたちに「おはよ!」と元気に園を回るカットから始まる。

この動物園の大きさ、園の雰囲気の良さ、動物も人間もこよなく愛している彼女の人柄が分かる、
そして、なんとも底抜けに明るいファーストカットが素晴らしい。


そこからわずか数分。動物たちの叫び声が響き渡る。
恐怖におののく動物たち。

ワルシャワにドイツ軍の空爆が始まる。

今までいろんな映画で空爆シーンを見てきたが、動物目線のシーンというのも記憶にない。

突然のことながら、動物たちには、爆発は恐怖でしかない。
動物たちの表情が戦争の恐怖を物語っている。
素晴らしい撮影である。ほんとにリアルな名シーン。

私はこのシーンで、「初泣き」をしました😭


そして、この映画の核になる動物園を使ったユダヤ人救出

緊張感とアントニーナ夫妻のヒューマニズムに、ハラハラしたり、グッときたり、

動物を殺し、人間を殺し、戦争は全てを踏み潰し、壊しながら進んでいく!

いつもながら、戦争の悪魔を見せられ、
年頭に「不戦の誓い」をする!

以前もどこかで書いたが、戦争は決して過去のことでも、遠い異国のことでもない。

私たちの今、戦争の足跡がひたひたと近づいていると感じている。

繰り返し、繰り返し、戦争を見続けていく、広めていく

→少なくても一年に一本は戦争を考える映画を見よう!キャンペーンをしなくちゃ!

さて、本作の方、アントニーナを演じたジェシカ・チャステインの圧倒的な存在感と演技力と美しさが素晴らしい!

傷付いた少女にそっとウサギを差し出す彼女に「2度目の涙」😭

多くの人を匿い、救っていた夫妻。でも、お互いに些細なことで傷つけ合ってしまうところも痛々しい。

ポーランドが占領された後どのように戦ってきたかについてのこちらの知識が足りないこともあるだろうが、
映画としては、やや説明と盛り上げ方がうまくないところもあるので、「後世に残るクラスの名作!」までには至らなかったかもしれないが、

年頭に観る価値のあるとても良い映画でした!

動物園の動物たちの名演技と名撮影にも拍手!
Creva

Crevaの感想・評価

4.4
ユダヤ人と動物が可哀想な映画。

生き物に尊厳が無かった時代が残酷すぎて観ていて辛かった。

ラストシーンは感動した。
西ム

西ムの感想・評価

-
この映画、心からジーンっと感動する場面もありますが、心底腹立つシーンもありますし、なんでわからないかな?っと苛立つシーンもあり喜怒哀楽が激しく動きます。

いわゆる名作です。
SACURA

SACURAの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公の女性が良かったです。ファッションもお洒落だし、愛情深くて、動物の赤ちゃんを抱っこしてるシーンはとても癒されました。うさぎにライオン、猿、全部、可愛かったです。結婚されてて、子供もいるんですが、ユダヤ人の人達や子供達を守る為に、軽く色仕掛けや泣き落とし?みたいな事もしてました。泣くシーンが多くても、動機が周りの人達を守る為だから、弱々しさは感じません。かっこ良かったです。
ジェシカ・チャステインは本当に凄いなと。
最近ロビイストやってたのを観てたので幅広いなあ。

ダニエル・ブリュールが良い。ああいう裏がある役ピッタリだな…。

ジェシカ・チャステインじゃなかったら観なかったかな、という映画でした。
KOKU

KOKUの感想・評価

3.0
第二次世界大戦下のワルシャワで、ナチスからユダヤ人を匿った動物園の、こちらも事実に基づいた話。ポーランド侵攻〜ワルシャワ・ゲットーへのユダヤ人隔離〜絶滅収容所への移送〜ワルシャワ・ゲットー蜂起という流れが、ワルシャワにある動物園という視点から描かれているのがとても興味深い。生と死の間で緊張感は当然ながら、強国の間で翻弄されるポーランドの歴史にも触れられる映画。
yuu

yuuの感想・評価

4.3
人間の命もなんの躊躇もなく奪われた時代、動物なんてもっと。。
実話だから、ただの美談、スーパーウーマンみたいに持ち上げられてることもなく、人間らしい葛藤と、いつの時代の戦争にあるまちがった正義と洗脳と、戦争から派生する人の心の行き違いが細かく描かれていて、ほんと観てよかった!
正しい事をしたいだけなのに、それさえも上手くいかないなんて、、、元旦からまじ断固戦争反対(;ω;)って号泣。
生きてる間にアウシュビッツと、ワルシャワ動物園は絶対いきます。
ip

ipの感想・評価

4.0
子どもの頃、喜ぶだろうと何度か連れていかれ、特に興味のなかった動物園って、動物好きの視点からはこんなに美しく見えるのかというほど序盤の映像が良かった。

実話を元にしたということだけど、実際にあったことの方の詳細をもっと知りたい。

映画としては、順を追っているようで展開が速すぎた。
いつの間にか妊娠して、いつの間にか第2子ができていて(作るシーンも唐突にあったなと後でわかる)、いつの間にか旦那さん戦線にいるし、いつの間にか秘密がバレてるっていう。

動物好きで純真な奥さんが、自分に気のある男を利用するような悪女になってまでユダヤの人たちや動物を守ろうとした心理の変化の描き方は良かった。

このレビューはネタバレを含みます

事実に基づく実話である。
ガツーンときた。
知らない事が多すぎると思った。
平和な今。悲しい戦争の時代。

戦争があった。
ナチスのユダヤ人の大虐殺があった。
アウシュビッツ。

よく知らないじゃないかぁ……と思った。

戦争の被害者は、常に弱い者達だ。
お年寄り、女性や子供たち。
そして動物達もだったのだ。

映画の始まりの動物達の映像は、どのようなカメラワークで撮ったのか?
実際に動物達が寄ってくるから、ある程度の信頼関係ができていたからの撮影だったのか?それとも撮影用のいわゆるタレント動物達なのか?
とてもいい表情だと思った。
動物達の生き生きとした映像だったと思う。

明るく生き生きとした動物達の様子がかえってこれからの暗黒の時代へのフリになった。

ドイツ軍の侵攻が始まったポーランドの動物園。
てっきり動物園の話だから、動物達の話と思った自分を叱ってやりたいぐらい残酷な悲しい話。
人間の残酷な事もあるのだが、時代の残酷さが悲しい。正義のない戦争。
生まれた国、生まれ場所だけで受けるとんでもない差別。
そんな中でも、何か出来る事をしようと自分達の危険も省みず正しい事をしたいと頑張る家族の姿は、単純に感動した。

ピアノの合図で弾いていた曲は、ポーランドだったからやっぱりショパンの曲だったのかな?

少々展開が早いことは仕方がないかと思う。(テーマがあまりにも大きいので……)
最後ハッピーエンドとその後のエピソードがしっかり説明があったのはGOOD。
ぷに

ぷにの感想・評価

4.2
2018年1本目

ナチスによるユダヤ人迫害ものの映画を観るたびにヒトラーくたばれって思う。
・・・あ,もうくたばってるか。
じゃあ代わりに北朝鮮の(以下自粛


(閑話休題)

冒頭の美しい風景を観た後に戦争に突入して
動物が殺されていくシーンは観てて胸が痛みますなあ。。。(´・ω・`)

「女神の見えざる手」で観たジェシカ・チャステインがこれまた名演。
地上にはドイツ軍が毎日やってくるのに
その地下でユダヤ人を匿うというのが観ててハラハラドキドキ。
これが実話っていうんだから凄い。

ダニエル・ブリュールの清々しいほどの悪役っぷりも良かった。

ひとつツッコミを入れるとすればあんなに可愛らしかった息子さんが
数年で残念な体型になってしまってるのがなあ。。。
今年最初の (゚Д゚)ハァ?? でした。
実話もうそうなのか?それとも他にキャストいなかったのか?



2018.1.1
TOHOシネマズ流山おおたかの森
@プレミアスクリーン