関東大震災直後から1年くらいの物語。実際に存在したアナキスト集団「ギロチン社」と女性相撲をうまく絡めて、自由とは?というメッセージをうたった作品。
東出昌大さんがアナキストの中濱鐡を演じていて、珍…
具体的なメッセージも個人的には全く伝わらないまま、只々耐え凌ぐ三時間一本勝負。とにかく無駄に長い。。。
大正の時代背景をもう少し理解出来ていれば、それなりに楽しめたのかもしれないが、それでも、何だか…
いまの時代に作られるべき作品。震災後に生きる我々への、見事なアジテーション。
テーマ主義に走りそうなテーマではあるが、女相撲というクッションを置くことで、物語としての面白さを増している。3時間という…
ギロチン社と女性力士たちを半ば対にすることで、いまもほとんど変わらない様々な男女格差を滲ませているのは上手い。『64』を撮ってる瀬々さんなので、娯楽性も十分。旧態依然とした価値観も目につくけど、日本…
>>続きを読むああ、瀬々監督は私が聞きたい台詞全部言ってくれるな。
『花菊は誰のもんでもない、花菊は花菊や』、『おらの身体だ、自分の身体売って稼いでなにが悪い』、『どうしたらもっと強くなれますか』、『おら、強くな…
「構想30年」とは一体なんなのか、30年の間に何を煮詰め、そして焦がし、見失ったのか、監督本人は我らに何を伝えようとしたのか、我らは何を受け取らなければならなかったのか、ひとっつも分からぬまま、ただ…
>>続きを読む©2018 「菊とギロチン」合同製作舎