yoko45

菊とギロチンのyoko45のネタバレレビュー・内容・結末

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「大正時代末期の不穏な空気と閉塞感のなか、自由に生きたい、強くなりたい」と願った若者たちの話。
 自由平等の理想を抱き過激な行動を厭わないギロチン社、庶民の間で人気のあった女相撲の興行、史実を知らなかった…。作品を観終わった後で調べたら興味深いし勉強になりました。
 が、非常にスコアを付けにくい作品。うーん、なぜでしょう。出演者の演技は悪くないし。大震災、在日朝鮮、シベリア帰還兵、なかなか目を向けづらい事もしっかり描いてるのに。
 行き場を失い追い詰められたような、どうにもならなくて叫びたくなるような、胸に迫るものが何か足りない…構成の問題でしょうか。ギロチン社の若者の話だけ、女相撲一座の話だけ、別々でも面白いかも。惹かれたけれども、もう一歩。

(ギロチン社)
 中濱鐵:東出昌大
 古田大次郎:寛一郎
(相撲一座)
 花菊:木竜麻生
 十勝川:韓英恵
 玉椿:嘉門洋子
 小桜:山田真歩
 勝虎:大西礼芳