ブタブタ

菊とギロチンのブタブタのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
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何と『大虐殺』がDVD化されてるのをフィルマークスで知り早速買いました。
直ぐに絶版になって5万円位になる前に買った方がいいです。
同じくアナーキスト集団「ギロチン社」の面々を主人公とし瀬々監督も『大虐殺』を可也参考にしていると思われる『菊とギロチン』ですがコレはお話しにならない出来です。
「ギロチン社」と「女相撲」が出会ったらというifの歴史の話しだけど之がよく分からない。
三時間の苦行でした。
テアトル新宿でのキャスト・スタッフ30人登壇の舞台挨拶とか記事とか見てましたけど何か『閃光のハサウェイ』と同じく二千円の特別料金だったとか(因みに両方とも「テロリスト」達が主役だ)映画館で見てたら怒り狂ってたかも。
フォロー先様も書いてるけど、この時代で関東大震災・ギロチン社・テロ・暗殺・というとやっぱり山田風太郎による一連の『明治物』を思わずにはいられない。
『忍法帖』と並ぶ風太郎明治物は『帝都物語』に先駆ける(ていうか荒俣センセイは可也参考に(パクって)してる)ifの歴史や実在の人物達とバケモノ、妖怪、超能力者による異能バトル小説。
古田大次郎役の寛一郎って最近佐藤浩市と一緒にCM出てるその二世なのね。
佐藤浩市の息子だからってお客さん扱い何でしょうか?
何か殴られても何しても「キレイ」でいまいち気合いが入ってないです。
それからギロチン社首魁である主人公・中濱鐵役の不倫野郎ですけど唐田さんは見事に消えたのに何で今も東出はシレーっと仕事してんの?非常に不愉快何ですけど。
この時代の極左テロや大杉栄らアナーキスト達とギロチン社をエンターテインメント小説で描いているのは大塚英志しかいない。
その集大成とも言うべき小説『木島日記もどき開口』は凄かったです。
中濱鐵と古田大次郎が革命起こして昭和が来ないifの世界のSF異能バトル映画とか誰か作って欲しいです。