No.3385
『東出アレルギーのある人には辛い189分かw』
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この映画は、当時のアナキストや社会主義活動の予備知識がまったくないと、何のこっちゃわからないと思う。
僕は昔、
佐木隆三の『小説 大逆事件』や、
瀬戸内寂聴の『遠い声』『余白の春』などを読み、
明治~大正期のアナキストについてはなんとなく予備知識があったので、
それを思い出しながらなんとか最後まで見られた。
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でも、最後まで見られた、というだけで、だから『楽しめた』とは言えない。
セリフが聞き取りづらく、突如始まる演劇調の大げさ芝居、
そして、なければいいなぁ、と思いつつ、やっぱりあってがっかりした『女性が性的に虐待』されるシーン・・・。