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菊とギロチンのandhyphenのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.8
3時間にしては短い感じだった。もうとにかくカメラは動くし役者は叫ぶし泣くしひたすら熱量で押す映画。そのせいか実はちょっと台詞が聴き取れませんでした。すみません。
構想30年、女相撲とアナキストを結ぶその発想と熱量には圧倒された。
ただ、焦点を当てようとする人間が多いせいか、若干物語が散漫といえば散漫。3時間かけたのに何かが終わった感じがしないというのはあった。しかし、絞るのは無理だっただろうな...悩ましい。
役者陣もとにかく熱量で押し切った感があり、観てるこっちが常に押されている感じでした。東出さんはすごかったですね。もう彼は何でもできると思います。
すごくよくできた映画ですか、と聞かれるといやぁ...ってなるけど、熱い映画ですか、と聞かれれば即答ではい、という映画。
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