中島晋作

菊とギロチンの中島晋作のレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.9
瀬々敬久監督渾身の新作は掛け値なしの傑作であった。完成度など度外視して、セリフもろくに聞き取れず、構成も乱暴な、親切心ゼロ、暴力性剥き出しの傑作だ。見た者がタダでは済まされぬという意味で、『菊とギロチン』は革命の映画である。
見る前の自分にはもう二度と戻れないことを覚悟せよ!
中島晋作

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