いもきん

菊とギロチンのいもきんのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.3
関東大震災直後の大正末期の世の中。
日露戦争などでも政情不安の中、
自由を求めるギロチン社の男達と不安な世の中を明るくしようと興行される女相撲の力士達。

愛と思想と世の中の不安感が感じられる、ヒューマンドラマでした。

内容的には重いながらも、女相撲が作品を明るくしてくれた。
男尊女卑、富国強兵、朝鮮人差別など当時の社会的批判も露骨に風刺されていました。

時代を知るには良かったです。
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