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菊とギロチンのゲルのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.4
差別がひどく今ほど自由もなかった時代を必死に生きた若者たちの話。
活動家たちの若さに驚かされる。
ビジュアルを実在の人物に寄せているのには好感が持てた。
ただ、細かい部分がわかりにくい作品なのに、全編通して台詞が聞き取りにくくてますます理解度が低くなってしまった。
好きな役者もたくさん出ていて見応えはあったけれど、暴力シーンも多くて不快感も残る。
男臭い作品である。
つくづく血みどろやトップレスの女性が好きな監督だなぁと。
花菊の旦那のクズっぷりが良かったが、あの時代の庶民にしてはぽっちゃりしすぎていて体型にリアリティーがない。
女相撲のシーンは迫力があり見入ってしまった。
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