skm818

菊とギロチンのskm818のレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.9
前の方で見ていたので首が疲れた。3時間15分はダテじゃない。しかも全編緩んだところがまったくなくて、見どころの連続。もともとこの時代や主義者の話に興味があるということもあって、色々と盛り上がった。無政府主義者たちの真面目なんだかいい加減なんだかわからない、官憲に目をつけられてるのに好き勝手やってる様子、最初はエロが目的だったのに女相撲の真剣勝負に引き込まれ、気がつくと宣伝を手伝っちゃったり恋をしたり、自警団にリンチされてる朝鮮人の力士をたすけに行ったり、でもその自警団もシベリア出兵で苦労したのに報われない、元は小作の気のいい人たちなんだよね。立場で争ったとしても隣にいる人は敵ではないという中濱のセリフよかった。そんでもって女相撲。女が土俵に上がったら云々が伝統なんて嘘八百じゃねえか。いろんな事情で集まってきた女たちを受け入れて、諍いはあっても皆仲間で、っていうのいい。花菊も十勝川も親方もカッコいい。親方の真剣さが素晴らしいわ。サンジは色々残念だったけど。惚れてるからって一緒に行きたいとは限らねえんだよな。そして古田大次郎、カッコよかった…