Otterasu

菊とギロチンのOtterasuのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.5
TIFFにて。
「菊とギロチン」
テアトル新宿での上映には間に合わなかったからTIFFで観れてやったー🥳✨

映画全体からスクリーンを越えて降りかかる熱量の塊。
演技には荒削りな面もあったけど、その必死さが役の生き方に重なる部分もあって、映画全体が鼓動しているかのようでした。

花菊を演じた木竜麻生ちゃんの芯の強さを感じる、まっすぐな瞳がとても印象的。
強くなりたい、という花菊の気持ちにとても共感したし、女相撲の人たちの姿に勇気ももらいました。
アナキストのリーダー中濱を演じた東出くんも、思想を持って時代を変えようとした情熱溢れる演技と不安定な時代の中で必死に生きた様がとてもかっこよかった。

今の時代も男尊女卑や、性別に関係なく区別や差別があって、それによって生きづらい想いをしてる人は、きっとたくさんいる。私も、そう感じることがある。
自由とは。自分らしく生きるとは。
それらを見出しながら進むには、力や勇気がいるけど
最初から諦めてなにもやらないのは、やっぱり悔しいし向かう強さを持ちたいなと、気持ちを揺さぶられた。

構想30年、瀬々監督入魂の傑作🙌
3週間で撮影したというのも驚き!!
その限られた期間の中に注がれた想いが炸裂してた💥
瀬々監督は商業映画も撮るけど、「ヘブンズストーリー」のようにインディーズのものが私的には好みです。
今作はまさにね💁‍♀️💮
面白撮影エピソードに女力士たちが乱入で(笑)ティーチインも大盛り上がりでした!