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菊とギロチンのmaluのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.8
瀬々敬久監督作品。

この映画は瀬々監督が構想期間30年を経て完成させた作品というだけあって…大傑作でした。個人的には瀬々監督の最高傑作です。(まあ全作品は見てないけどね)

あらすじ

関東大震災直後の大正末期、軍部が権力を強め自由というものが失われつつある世相の中、東京近郊で出会った女相撲一座の女力士達と平等な社会を標榜するアナキスト・グループ"ギロチン社"のメンバーが出会い惹かれあっていく。

この映画こんな内容だけど、立派な青春群像劇なんです。
訳あり娘が集う女相撲一座の娘と無政府主義のギロチン社の青年達が出会ったことで互いに共鳴し時代と闘う。

自由に生きたい、強くなりたい。また本当の強さとは何なのかを求め問う。見ていて胸が熱くなる!まさに青春!

「何かを変えたい」という思いは時代も年齢も関係なく誰もが抱くもの。
その思いが強い人程心に響く一本でしょう。泣けます。傑作でした。