スローモーション男

菊とギロチンのスローモーション男のレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.7
 すごい映画だった


関東大震災直後の大正時代を舞台に女相撲興行とアナキスト集団ギロチン社、社会に反発した組織の生きざまがすごいエネルギーが画面上で弾けていた。当時の生々しい黒歴史を見せつけられた。
 女相撲、反社会的組織とも当時は認められていなかったし途中から日本は軍国主義になる時代に本当の自由を求めた彼らの姿が心に残りました。

ただこの映画、一つ弱点があってとにかく長い‼️
長いのは構いませんがちゃんと編集できていません。瀬々監督はこの映画を30年間温めてきて作りたいという熱意は凄まじいほど伝わってくるがもっと短くできたと思います。特にラストでタイトルが出たのに全然終わらない。疲れました。

 この映画、あと一歩で自分のオールタイムベストに入ったかも知れないのにもったいない作品でした。