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菊とギロチンのayuのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.5
3時間超えの超大作。

普段だとあまり長いと飽きてしまいますが、大正時代が舞台のせいか色々と絵面が珍しく、次々に起きる事件に息をつかせずに観てしまいました。

女相撲興行の多くが山形出身の貧しい小作の娘というのを聞いて、おしんを思い出してしまいました。哀しい時代ですね。

恥ずかしながら、女相撲の歴史も、アナキスト集団の事も、当時の摂政の事も、シベリヤ帰還兵の事も、朝鮮人虐殺の事も…殆ど何も知らずに観た私…。戦争が市井の人々の心や生活に影を落とす様子がリアルで恐ろしかった。
またひとつ、少し日本の歴史を学ぶことが出来ました。

寛一郎さん、公開の順番は遅いけど、この映画が初出演の作品と聞いて驚きました。
初めてとは思えない堂々とした落ちつた演技。目ヂカラ凄い。
よかったです✨
ヒロインさんも新人らしからぬ大胆な演技で素晴らしかったです✨
永瀬正敏さんのナレーションも✨