風来坊

菊とギロチンの風来坊のレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
2.5
うーん…私には評価が難しい作品。日本の歴史としてこういう時代とこういう事があった事を知れ興味深いが、映画として面白いかは首を捻る…。

正直、女相撲だけに焦点を当てればいいのになと思いました。無政府主義結社のギロチン社との交流は何だか余計に見えました。
菊がなぜ女相撲をという物に惹かれたかをもう少し掘り下げる必要性があるように思いました。

女相撲の歴史や軍国主義やそれに異を唱える左翼的な活動よりも、男尊女卑の時代に翻弄された女性の苦悩と苦難は痛々しくしっかり描けていると思います。

三時間の収録時間は製作陣の熱を感じます。役者陣の熱量や頑張りも目に見えます。特に花菊役の木竜麻生さんの素朴だけど芯がしっかりしてそうな感じは菊と重なり好演でした。初々しさは確かに感じましたが、映画初主演とは思えない感じでした。たまえ役の韓英恵さんも存在感がありました。

世間の評価が高く幾多の映画賞も取っている作品なので、観る人が観れば良さを堪能出来る作品と思います。
しかし、私には理解する力はなく…ただただ長いなぁと思うばかりの作品でした。