FutosiSaito

菊とギロチンのFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.6
 青春群像、テロリストというより「アナキスト」だけど。
 女相撲に、アナキスト集団である「ギロチン社」をかけ合わせる瀬々監督のセンスは凄い。
 古代からの神事だから土俵は女人禁制だというのは、あと付けだが(東京オリンピック頃まであった)、監督はその力士たちに日本の近代における問題点を持たせる。
 朝鮮だったり、琉球だったり、家長制度だったり、そこが巧い。
 女優たちはもちろん、男優たちもまさに熱演し、はみだしものである女相撲とアナキストが共感していくようすを見せてくれる。
 熱い。少し長いが。