関東大震災後の東京近郊。
夫の暴力から逃れ女相撲の一座に飛び込んできた花菊の姿から映画が始まる。
彼女達の相撲興行を見学する一団 ―― アナーキスト集団ギロチン社のメンバー。
中濱鐡率いるギロチン…
関東大震災後の混沌の中、
ブルジョワから略奪を繰り返す
アナーキスト集団
=ギロチン社のメンバーたちが、
軍部に迫害されながらも
興行を続ける女相撲一座に共鳴し
運命を交錯させるのだった・・・
な…
このレビューはネタバレを含みます
これはなかなかテーマ的にも取り上げづらいであろう大正時代の国家、政権に対して闘っていた人々を描いた189分の力作だった。
土俵に女を上げたらダメという、もはや現代人に洗脳されている価値観があるけど…
2018/7/7
配給 トランスフォーマー
今は女性が強い時代。
この映画の根源にある強さとは違うけど、今観るとすごく共感出来る映画だった。
[興行][儀式][神聖][革命][主張][思想]
…
テアトル新宿にて鑑賞。
大正末期の時代に、自由に生きようとする者たちと立ちふさがる国家権力との闘い、若者どうしの恋愛、若者それぞれの様々な事情などを丁寧に描いた瀬々敬久監督の力作。
189分のドラ…
大正時代
関東大震災がもたらす混乱と飢え
閉塞した時代を変えようと活動するアナーキスト
それぞれの事情を抱え相撲を取る女性たち
交わるとも思えない2つ
しかし
平等で明るい国という理想が結びつける
…
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎