菊とギロチンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

heb

hebの感想・評価

2.6
なんとなく言いたい事は分かりますが異常なテンションと長さにあてられてぐったり。
全てがとっ散らかっていて濃すぎる情念だけは感じるのに、これというシーンが無いのもつらかった。
nomyas

nomyasの感想・評価

3.0
時代背景が、例えば戦時中だとかだと敵は外国であって、日本国民はほとんど同じ報告を向いている。映画は大正中期、日本人同士がお金の量で分断、歪みある時代 やはりその背景が充分分かっていないとなかなか共感するのが難しいと思った
goalie

goalieの感想・評価

3.4
社会主義が目指す境地と、封建的な社会の中で自由に、強くなりたいと願う女たちの女相撲の掛け算。
とっつきにくいテーマだけど、渋い配役が生きている。
2021年・39本目

これほど悲しくて悔しい天皇陛下万歳は、初めて見た。ただ純粋に、「相撲がやりたい」と思う女力士たち。その姿を描きながら、女性の生きづらさや男達の愚かさも描く。
久々に長尺タイムが訪れたので観賞。
結果的に途中中断もあったが。

今作はK’sシネマでヘヴンズストーリー見たときだったかテアトル新宿だったか、
女相撲を題材にした映画撮るから役者募集ってな感じのチラシを見て、
なんか異様な熱量を感じたのよね。

瀬々監督っちゅー監督は商業映画撮りながらも、
こういう作品を自主企画でちゃんと撮ろうってんだからすごい。
ヘヴンズストーリーも好きで3回劇場行ったけど、
今作もかなりおもしろかった。

今作は女相撲と革命家の青年という
歴史的には徹底的に敗れた側の人々を主人公に、
ほんの束の間の輝きを描いている。
花菊は強くなりたいという欲望を相撲にぶつけ、
革命家たちは若さゆえの欲求に突き動かされ、
うだつの上がらぬ迷走を繰り返す。

いやいやそんなことしたって、と思う。
女相撲なんて頑張っても冷やかしの対象でしかないし、
革命家が人一人殺すことで何も変えられはしない。
しかし彼らはそんな闘い方しか知らないし、
誰かの前にひれ伏すことよりも、
闘い抜くことを選ぶのだ。

差別や偏見の描写が終始えげつなく、
なんて救いのない時代なんだという感じ。

前半の終わりに花菊が勝つってとこはよかったが、
その後は相撲がメインストーリーに絡んでこないのがやや残念に感じた。

しかしこの熱量にはやられるし、
あの「恋人たち」の2人も含めて
役者が本当によかった〜。

面白いし相撲を通して
社会のいろいろが描かれてるのすごい
撮り方のブレ感とか、字幕のタイミングとか
斬新で面白かった
ただちょいと長かったかな?笑
最後の方で菊とギロチンって出たから
終わるのか?って思うやん?
そっから20分くらいあったから
あの題名はなんだったんだろう!
でも話は本当おもしろかった!

みなみなさま不幸なもんですなあ。。

主人公の方が声とか顔の感じ
時々のんちゃんにみえた

2021年ー22本目
K'scinemaでの瀬々敬久特集に合わせ、
遡りレビュー。

ギロチン社に興味があったので観た作品。
女相撲と結び付けたのも興味深くて。
キャストも私好みが大勢出演している。
(勿体ない起用も多かった)
直近に観た『こえをきかせて』から川瀬陽太と吉田睦雄。『嵐電』から大西礼芳、監督の鈴木卓爾も役者として出ている。『アレノ』から渋川清彦、山田真歩

が、やはり3時間越えはダレる。
一気見には至らなかった。
女力士達のドラマは、それぞれが響くもので一人で生きていきたい彼女達の思いは痛々しくも力強い。渋川清彦も含めて役者達も素晴らしかった。

アナキスト達は話の流れもキャストも少々緩い気がした。青春要素が強めか。女相撲メインで掘り下げが浅くなっているので仕方ないが、
どうしてもギロチン社を描いた映画
『シュトルム・ウント・ドランクッ』と比べてしまう。
spica

spicaの感想・評価

4.0
構想30年、クラウドファンディングで資金を集めて作られたということで、監督の熱みたいなものがすごく感じられる映画だった。女相撲とアナキストという組み合わせもなんかすごくオリジナリティがある。しかし、少し付いていけないというか空回りしてないかと思ったりもした。もっともっとお金をかけて作れたらいいのにとなんとなく感じさせられた。
でも見ているうちに馴染んできて、私には絶対ミスキャストだと思われる東出昌大が牢獄に入り、あまり登場しなくなってから俄然引き込まれていった。
東出昌大がどうも邪魔をしていた。彼の大根っぷりは決して嫌いではない。このころ、いろいろな映画にすごく出ていたみたいで、ちょっとした役でもよく見る。それだけ認められていたのだろう。勢いに乗ってたというか、調子に乗ってたんだろうなとしみじみ思う。宝くじで大金を掴んだ人が失敗するみたいなパターンか⁉︎杏ちゃんのことを思うと、ずっと謹慎しとけよと言いたいけど、もうそろそろ前のように活躍してほしいと思うくらい、彼の演技力のなさが嫌いではない。でも、この映画のあの役は彼ではダメだったと思う。
長かったし、もう一度観たいとも思わないけど、監督の熱量はしっかり伝わってきたし、ホントはこういう映画をお金もかけて撮りたいんだろうなというのはわかった。
げざん

げざんの感想・評価

4.0
女相撲という発送はなかった。
もう男しかしないスポーツだと思ってた。皮肉にもこの考えが当たり前と感じている時点で、差別のある世界で育ったんだなと思う。

道は違えど、手段は違えど、同じ目標を目指して闘う姿はまじ天晴。
世界を変えたい意思ってすごい。出る杭は打たれるのが現実だけど、、。
実話なのがまた面白い。
アナキスト集団と女相撲興業の掛け算が最高。東出も良いがやはり女相撲の面子が全員良い。素晴らしい面構え。韓英恵、木竜麻生、良い。
役者の熱演を見せるために一つ一つのカットがあまりに長い。この演出を是とするかどうかで好みが分かれそう。
おそらく女の権利など毛ほどもなかっただろうこの時代を舞台に強くあろうとする女達を描くのはめちゃくちゃに意義深い。
浜辺の宴が最高で、ダンスの演出がすごく上手い。あすこでアフリカンダンスを選ぶとは。脚本家の相澤虎之助(空族)のアイディアらしい。
どう見てもパリコレモデルにしか見えない東出も所作の乱暴さが人物像に適していて良かった。