見せない事で語る映画というよりは大概の筋や作り手の言いたい事はみせることで語る映画だったという印象。弱者の側の二人がことごとく負ける様に普遍性を感じた。東出昌大の軽快さ奔放さと韓英恵の引き込む演技力…
>>続きを読む怒涛の189分。仕事帰りだったけど一切ダレることなく最後まで観ることができた。スクリーンから、物凄い熱量の悔しさや怒りや悲しみやらがドカッと放出されてた。
「百円の恋」を観た時にも思ったけど、悔しさ…
長いなーと思っていたけど、「菊」と「ギロチン」が絡み始めてからは長さを感じさせず、また、いいシーンがたくさんある。
大正末期を舞台にしながら、女性の解放、差別、体制などのテーマは極めて現代的。
群像…
3時間と聞いて腰がだいぶ重かったけれど。
途中ちょっと飽きるシーンもあったけれど、見終わって、感じたのは3時間必要だったのかもしれないとぼんやり思った。
あとはいいロケーションだなと。
力強い映画デ…
群像の中の誰に自分を見つけて投影するか、はたまた群像を偶像として1つの塊のエネルギーを感じるか。時代に翻弄され揉みくちゃで泥だらけになりながらも自分の足で立つという様を見せつけられながら、自分の今立…
>>続きを読むまず以ってギョッとするこのタイトル。赤松陽構造氏によるインパクト大なタイトルデザイン。
瀬々監督、構想30年、共同脚本:相澤虎之助氏(空族)、東出くん、KEEさん、川瀬さん、嶺くん。やややっ!観るし…
良くも悪くも普通…
意味深な登場人物が多い。
そういう人間たちがいたという全体的な雰囲気の表現なのかもしれないけど、あいつは一体なんだ?どうなった?と気になってしまうなど本筋に集中できない、ついて…
大正末期、警察より軍事が威張っていた頃の女相撲の事もアナキスト達が革命だと言って熱に浮かされていた事も、日本のこの時代のこと、何も知らなかった。
東出昌大の演技と女相撲の女性たちの生き様が印象的だ…
大正と言えば、関東大震災があって、不況になって、軍部の力が強くなって戦争に向かって行って…と言ったイメージしかなかったけど、そのぐらいに浅い知識で鑑賞してちょうど良かった。
熱い映画で胸を打たれる…
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