菊とギロチンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.2
こういう暑苦しいの久々に観た。
もっと暑苦しくてもいいんじゃないか。
2020-93
女相撲のお話かと思いきや、女相撲とギロチン社が出会ってしまうお話。

見たのは去年。
東出くん、めっちゃ女たらしで、理想だけは高く全く行動しないダメな人演じてるやん、なんて思ってたら、
今年になって、ホントにダメな人だった。。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.8
タイトルがかっこいい。なんかのエロい隠語かとも思えるし。
序盤に大好きな宇野祥平が出てきてウホウホしたけど、なぜか宇野くんの喋り方がエセ関西人みたいで不思議な気持ちに。
そして韓英恵とか山田真歩とか渋川清彦とか良い役者さんもたくさん出てるので、東出くんの演技力のなさが妙に目立ちます。梅毒になったところは楽しかったけど。

話としては、興味深く楽しめるところが大部分だけど、まあとにかく長い。もちろん内容的に必要だった長さだとも思うんだけど。
ものすごくアナーキーかと言われたらそんなこともないし、フラガールにとってのフラダンスほど相撲がメインに据えてあるわけでもないんですが、人間の弱さとか女の弱さとかそういう事はそこそこ表現さてれたと思います。
ただ、何が言いたいのかってのはあんまりハッキリとは伝わってきませんでした。
とは言え、こういうテイストの作品はあまり個人的には好んで見たりしないんですが、たまに見るなら悪くないかな?

ちょっと不思議に思ったのは、太宰治のなんかの小説でも(斜陽かな??)アウトローな先生がギロチンギロチン言ってたけど、ギロチンってなんかそういうのあるの?首はねる拷問器具っての以外に意味があるのでしょうか?
素養がなくてわからん。

このレビューはネタバレを含みます

あんな風に誰かを強く想うことが出来るだろうか。キスシーンが強烈。美しい。
【自由への限りない渇望】

突然だが、私たちは恵まれていると思う。こと、自由というものに関しては、過去のどの時代よりも。

行こうと思えばどこへでも行けるし、何でもできる。貧困であるからといって日本にいる限り、滅多なことでは餓死することもない。

しかし、かつては皆そうではなかった。国家による支配、家長による支配や多くのしがらみに理不尽に縛られていた。

そんな時代に居た、自由への飽くなき渇望を抱いた人々の群像がこの作品である。

アナーキストと女性相撲部。やっていることは全く異なる訳ですが、行動する上でのエネルギーは、根本的には、どちらも同じ。

人は、自由を求め、自由のために力を求める。

力を得た者はあらたな支配者となり、それに反発する者が、新たな自由を求めて戦いを始める。

一向に進歩しない所を見ると、これもまた人類の性なのでしょうね。
ある程度年を重ねるとアナキズムの青臭さは辛くなってくることを痛感
PhilMarks

PhilMarksの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

3時間超の作品であり、長いとは思うが一つ一つのシーンが印象的で濃厚であるため間延びした感じは全く無い。発音や音響の問題もあるのかもしれないが台詞が聞き取れなかった点、音楽が台詞に被っていた点は少し残念だった。また、舞台に合わない現代の物が写り込んでいたが、映像よりも場所や話に重きを置いていたような気がしたので特に気にならなかった。女相撲とアナーキストが出会ったらというメインのストーリーに、女性や朝鮮人差別、シベリア行軍や当時の世相など多くの要素が並行しており、それぞれにフォーカスされているため良い意味で重い映画だった。その重さも相まって暴力のシーンが少し堪えてしまった。ギロチン社に関しては当時の革命を志した若者らしい良い加減さを感じたが、女相撲の仲間は普段は厳しかったり噂をしてはいるものの、いざとなると真に仲間を思っており格好良かった。
ワンコ

ワンコの感想・評価

4.6
ほとばしる生命力
「テロで世の中を変えられますか?」序盤に投げかけられる問いに、「損得で物事を考えている場合か!」と檄が飛ぶ。
無茶苦茶だ。答えに全くなっていない。

今僕たちの世界で巷に飛び交う、決して交わることのない、主義主張のようだ。
そう、この映画は現在の僕たちの生きる時代にも通じる何かを投げかけている。

女相撲一座とギロチン社。
古い因習や暴力から逃れ生きて行こうとする女たちと、政府に拠らない思想を掲げて理想や自由を求める男たち。

映画は、この対比の中で展開していくが、震災直後の噂で虐殺された朝鮮人の悲劇や、目的の定まらないまま強いられたシベリア行軍の話など、この時代を覆う暗澹たる雰囲気も伝えている。

「女ひとり救えなくて、革命など出来るか!」
鐡は十勝川を助けに行くが、逆に十勝川に命を救われる。
「天皇陛下万歳!」
愛だったのか。
「女ひとり救えなくて、革命など出来るか!」
今度は、大が花菊を救った。

交わることのない、この女たちと男たちの求める理想や自由が、僅かだが交わる瞬間だった気がした。

生命はほとばしる。
この映画に出てくる者たちに明るい未来が待っているわけではないことを僕たちは知っている。何かを変革したわけでもないことも知っている。
しかし、確実に生きたのだ。

この時代より、まだ現代はマシなように思うのは僕だけではないはずだ。
だから、二度と間違いなど犯さぬよう、少しでも考え、主張し、行動するのだというエネルギーを感じる物語だった。

凱旋再公開の舞台挨拶上映で観た。
イッチャナ節を生で聴くことが出来た。
面白かった。
既に鑑賞した人も、もう一度如何ですか。
この訳のわからない今だからこそ、観たらまた楽しめると思います。
モリキ

モリキの感想・評価

3.8
1-2
相撲とギロチンのバランスが中途半端に感じた。ギロチン社は、天狗倶楽部に匹敵するネーミングセンス。
なかなかディープな作品。若かりし頃に見ても、実在しようが長いって感想だったろうなと。
うん、みんな熱くて生きてる、って作品。キャストもしっかりしてる。