映画みます

花戦さの映画みますのレビュー・感想・評価

花戦さ(2017年製作の映画)
4.5
脱帽です!!
「野村萬斎」
セリフの言い回し、間合い、眉、目、視線
表情、所作、どれをとっても脱帽ですw
とにかく野村萬斎さんの独壇場で周りを圧倒するその演技、もはや一人芝居でもイケルんじゃない((((;゚Д゚)))))))レベルです。

舞台は室町時代、頂法寺(六角堂)の花僧
池坊専好が圧政を敷く秀吉に刀ではなく花を武器にし仇討ちに挑む物語りです。
最古かつ最大の会員数を誇る池坊の後の2代目になる専好はとにかく「松」が好きw
「松」を生けされてもらえるなら喜んでと出向いた先は、当時気性が荒く誰も依頼を引き受けたがらなかった織田信長のいる岐阜城。機嫌を損なえば切り捨てられるかもしれない身の上、信長の勢いを昇り龍に例え豪華過ぎる立派な松を立てるが、案の定 松が途中で折れてしまう失態を冒す。
あわや...という所、秀吉の機転で事なきを得る。

天正13年、本能寺の変で信長があっけなくこの世を去ると 秀吉の天下がやってきた。
しかし傲慢に輪をかけた秀吉の圧政は世の人々を苦しめ 専好の周りの者も1人、1人と秀吉の手にかかって無念の死を遂げてゆくのであった。

池坊の壮観たる立華がとにかく息を呑む程素晴らしいです。
もはや生け花ではなく大工仕事だったんだねwとわかる瞬間、目からウロコがはらりと落ちました😳

時代劇はどうも〜💦っていう方!!!!!!
是非劇場でどうぞ👏
オススメ度1000%デス😆