Netflix。
日本公開の時に見逃していたノルウェーのパニック映画。
地質学者の主人公は、フィヨルドの山体の大崩落を予測。
それは80メートルもの巨大津波を引き起こし、周囲の街まで10分で到達する。
しかし、上司からは確信なくパニックを呼ぶ警報は出せないと言われてしまう。
なるほど、狭いフィヨルドではこういう要因で津波が起こるのね。
実際に過去には500メートル超えの津波が発生したこともあるとか、怖すぎる。
物語的には、全くこの種の映画のセオリー通り。
家族が災害の中離れ離れになり、再会を目指してそれぞれのシチュエーションでサバイバルする。
物語の帰結点まで全く奇を衒った部分は無く、完全に予定調和の範囲内での展開だけど、これはこれで良く出来ていて面白い。
細かい突っ込み所はあれど、スペクタクルな映像もハリウッド映画的な誇張が無い分、リアルに感じられる。
舞台となるガイランゲルフィヨルドは実在の場所らしいけど、観光地なのによくこんなヤバい映画撮影出来たな。
続編の「ザ・クエイク」は、残念ながらNetflixには無いのね。
