コーディー

名もなき復讐のコーディーのレビュー・感想・評価

名もなき復讐(2015年製作の映画)
3.4
反逆の韓国ノワール!
とことん悲惨な状況に追い込まれた女性の満身創痍の復讐劇。映画とは言え、どこにも救いがなさ過ぎてひたすらツライ。さすが韓国と言うべきか、いや容赦なさ過ぎる気もw

射撃の代表候補だったジウンが交通事故で両親を亡くし自分も後遺症により言語障害になってしまう。夢を断たれ繊維工場で働く彼女だったが、ある日の帰宅中3人のクソ野郎に暴行、強姦、、、、
と、導入からキツイし、その後もこの映画クソな男しか出てきませんwもうどんな復讐も足りないぐらいのクソなので最後までドンヨリ。ジウンへの救いを願うばかり、

『殺人の輪廻』と同じく〝反逆の韓国ノワール2016〟上映作品やけどあちらに比べてもだいぶ重いし後味も決して良くない。そこまでジウンを追い詰めなくても〜なやり過ぎ感はやや過剰過ぎるかな。不憫でしかない。
ま、ある程度のとこで止めないのが韓国映画の良くも悪くもなとこやけど主演のシン・ヒョンビンの迫真の演技、美しさにも観入った。