ごえもん

あしたのパスタはアルデンテのごえもんのレビュー・感想・評価

3.2
邦題がひどいシリーズ。
映画への冒涜。

イタリア映画にありがちな美しい景色と人間関係のゴタゴタと、ゲイが要素。
しかし、原題のとおりゲイの主人公だけでなく兄を筆頭に登場人物それぞれが何かしらの爆弾を抱えていてふとした表紙にに爆発しそうなのに、皆の少しずつの我慢で均衡を保っている描写が丁寧でよかった。

勇気を持ってカミングアウトした兄も、家族を思ってカミングアウトしなかった主人公も、相手がゲイにも関わらず愛してしまうアルバも、会社のために好きでない人と結婚した祖母もそれぞれにありだと思う。
ごえもん

ごえもん