ツネイシ

ウインド・リバーのツネイシのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.3
『ボーダーライン』『最後の追跡』
の脚本家 、テイラー シェリダンの
脚本&監督作品。

この3作をフロンティア三部作と
呼ぶそうな(パンフレットより)。

三部作中で一番エンタメ作品として
見やすくて、それでいて扱われる
シリアスで重いファクトを逃げも
はぐらかしもせずに堂々と描いて
いる。

映像表現も非常に面白くて凝った
手法が使われている。

クライマックスの事件の真相を
描き出すシーンと、後に続く
アクションと溜飲が下がる痛快
リベンジシーンが素晴らしい。

ここでのジョン バーンサルの
タフな活躍も印象に残ります。
彼のファンは要チェック!

アメコミ映画に疎いもんで、
ジェレミー レナーがマーベル
映画でどんな役かとか全く
知らないんですが(汗)

現代のヒーローのカリスマ性と
事件の当事者の1人として胸に
抱える苦悩と葛藤を演じきった
彼には惚れてしまいました!

FBI捜査官役ジェーンとのバディ
も魅力的。

生死に関わる暑さの中、雪原で
白一色の衣裳でスノーモービル
で疾走するハンターのコリーを
眺めるのも楽しい。

痛そう&ゴア描写が苦手な人には
無理に勧めないけど、そこOKな
人には是非観て欲しい1本。

テイラー シェリダン脚本の
ボーダーラインの続編にも
期待してます。
ツネイシ

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