2018/7/27
配給 KADOKAWA
ボーダーラインの脚本、テイラー・シェリダンの初監督作品。
ウインド・リバーという寒地で、ネイティブアメリカンが多くを生活している地域で、部族の少女の死体が発見される。
その初期設定から大きく物語は発展しない。犯人の目星も早々に、それを追い詰めていく、主演のジェレミー・レナー。
ハンターとしての経験を生かして、大きなどんでん返しもなく事件解決へ。
余計な事を一切しない。なんとスマートな脚本なのだろうか。
かといって、味気ない訳ではなく、
重厚で、息苦しい雪山の街に起きた悲惨な事件とそこに住む人々の浮かない気持ちがストレートに伝わってくる。
登場人物の関係性を説明するだけのシーンがない。それが凄い。
アベンジャーズシリーズの、
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの共演も新鮮で良かった。
エリザベス・オルセン魅力的だなぁ。