このレビューはネタバレを含みます
今年一の衝撃作かもしれない
1人の少女が雪の中を裸足で走っているとこから始まる
自分が選択してきた人生なのに
土地のせいにするやつらのクズっぷり
酔ってたからと許されることではない
こういうクズな奴らは
自分がやられる側になった途端に
許してくれ、助けてくれ、待ってくれと
じゃあお前たちは被害者が同じセリフを言った時に見逃したのか?と
主人公(ジェレミーレナー)と
被害者の父親が事件後あった時、
一気に悲しみがこみ上げてきたシーンが
底知れぬ悲しみ、辛さを感じさせた
犯人たちはクズの集まりだった
酔った1人のゲスが調子乗って
被害者の彼氏が守ろうとしたら
喧嘩になって、他のゲスどもも便乗して。
あまりにも胸糞悪すぎてしんどかったし、
これが実話ってこともあって
考えさせられる作品だった
もし、いつか自分に子どもができた時
ひと時も目を離すなって主人公の言葉を思い出す時が来るかも知れない
最終的には銃撃戦になって
こちらも多くやられたけど
主人公がゲスどもを狙撃した
で、一番のゲスが逃げたから
追いかけて、被害者にあった少女と
同じ条件で解放、哀れな最期を遂げた
少女は夜、マイナス30℃の中を
裸足で10kmも走ったのに、
ゲスは100mもいかないくらいで死んだ
作品の最後に
ネイティヴアメリカンの女性の行方不明者数は不明、統計がないって出てたけど
アメリカの闇、歴史的背景があるんだろうなって。
恐ろしすぎる。
ジェレミーレナーの一言一言が
重くて、心に残るものが多かった。