ボロロボ

ウインド・リバーのボロロボのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.6
ミステリアスな展開を勝手に想像してしまっていたけど、思いの外、雪国ハードボイルドでした。

先住民への差別については抑制をきかせつつ、事件の根底にドロドロと流れているそれを感じさせる見せ方は押し付けがましくなくよかった。
権威を笠に着て群れる白人ってコワイ・・・いや、白人だけに限ったことでもないわけで。

最初は頼りなさげだったジェーンがFBI捜査官として荒くれ男共をコントロールしたところは痛快でした。
序盤から緩やかに淡々と進んでいきますが、終盤一気に緊張感が高まり、真相が明らかになって破裂するような展開はなかなか。

「ボーダーライン」の続編、「ソルジャーズデイ」も楽しみにしてます。
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