碧SU

ウインド・リバーの碧SUのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.8
なかなか映画見る時間がなく、2019年やっと1本目。
去年から見たかったのだが引き延ばした感が強い。

う~ん渋い、
単純明快のようでモヤっともする渋い映画だった。
先住民族と住む者達が抱える問題といいますか、闇。
この一帯に立ち込める、この闇こそがモヤモヤさせます。
知識不足の私には、キチンと語れる内容ではないです。

雪深い土地「ウインド・リバー」が、
シャドー・モセス島(メタルギア)のようだ。
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン、
スノーモービル2人乗り、ますますメタルギアを思い出す。

でも一番ピンとキタのは【レヴェナント 蘇えりし者】
この美しきロケーションは通ずるものがある。
見とれてしまうなあ・・・。
(これ4Kや8Kだと、どれ程 綺麗に映るのだろう)

とにかくエリザベス・オルセンが綺麗!
そして、ジェレミー・レナーがめちゃくちゃカッコ良い!
ジェレミー・レナーってマジで良い顔する俳優だ!
目に悲しみが宿る、この演技が秀逸。ずっと観れる。

終わって見れば、意外とアッサリしていて
【セブン】や【クリムゾン・リバー】みたいなの期待してると
拍子抜けしそうな映画ではあります。
でもアッサリしてるのは闇のほんの一部であって、
終わらない…消せない闇が残るんだ。
良い映画なんだけど、スッキリしない。そこが良い。
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