知らない土地で起きている、
知らなかった悲劇の話。
知らなくても生きていけるし、
知ったから何か活動しなくてはいけない訳でもない。
でも、知ったことには少なからず意味があって、自分の思考の引き出しの一つになる。
映画を観ていくと、こういう引き出しが少しずつ増えていって、
全く別の思考中に、どこかの引き出しに答えが入ってたりする。
この映画を観ている時、『ホールド・ザ・ダーク』と同じ引き出しだなと思った。
雪のせいか、緊張して張り詰めた空気を感じる。
どこにいたとしても、大切なことは同じだ。
運じゃない、強さなんだ。
このメッセージが一番伝えたかったものなのかな。
「感情があふれて、この世界を恨んでしまうんだ」
「俺なら感情をなんとかする。世界には勝てない。」
正確なセリフなんだっけな。