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ウインド・リバーのromioのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.3
ミスティックリバーがめちゃくちゃ好きなので、なんとなく好きな匂いしかしなかったが、これがドンピシャ!!
見るのに少しパワーがいる、アメリカ、田舎、事件、雪、静寂、陰鬱の大好きな要素が詰まったサスペンス作品。
もう正直、たまらない!

そして正確には、ボーダーラインなどのテイラーシェリダンのフロンティア三部作の一つということで、今回は監督も務めている。
ボーダーラインもかなり好きなので、その辺りが好きな人にもお勧めだ!
主演はジェレミーレナ。
今まで意識してこなかったが、どうやら俺は彼のことが好きらしい。
振り返ってみると、ハートロッカーもメッセージもすごく好きだった。あの渋い顔!
アベンジャーズで思ったが、お父さんとしてもいい!

フロンティア三部作では、アメリカの闇を描いているらしく、ボーダーラインでは麻薬問題、今作ではネイティブアメリカの問題。
その彼らが住むウインドリバーと土地で起こった事件に、カリフォルニアから来た女刑事が挑むのだが。

同じ国の中でありながら、自分の常識であったり、力がまったく通用しなくなってしまう状況の中、それを黙々と助けるジェレミーレナがカッコいい!
田舎町の息の詰まるような閉塞感ってのも堪らなかったし。
そしてその雪の中で、そこには死しかない、ただできることは生き続けることという強烈なメッセージ。
サスペンスとしてというよりも、その圧倒的な状況を楽しむこのシリーズ。
今回もめちゃくちゃ満足!!

見るのには一瞬力がいるがおススメ度は高い。
はしゃげる作品では、ないので、静かでちょっとガツっと来るのが、見たいときに見たい作品。
最後の追憶も早く見たい!!