ウインド・リバーの69号のレビュー・感想・評価

ゴォーっとかすかな低い音がずっと流れているよう。太陽の明るさではなく見渡す限り雪しかないから明るく見えるだけ。

先住民居留地にみるアメリカの闇は深く、遠く離れた日本でお気楽に暮らしている私には何もしてあげられないけれど、観なきゃいけない、知らなきゃいけない事実なんだと思わされました。
罪を犯した人をかばう気持ちなんてさらさらない。けれど、肥沃な土地を奪われ、枯れた土地に押し込められ、それでもそこで生きていくしかなかった人たちのことも知っておかなければ…。