ウインド・リバーの作品情報・感想・評価

ウインド・リバー2017年製作の映画)

Wind River

上映日:2018年07月27日

製作国:

上映時間:111分

3.9

あらすじ

「ウインド・リバー」に投稿された感想・評価

Zhivago

Zhivagoの感想・評価

4.3
昨年上映作品で見逃して最も残念な思いをしていた作品。やっと観た。
「生き残るか諦めるかどちらかしかない」。先住民居留地だけに通ずる言葉ではない。日本人にも共感できる言葉ではなかろうか。
先住民居留地といえば思い出がある。30年前にカナダのユーコン(アラスカのカナダ側)を旅したとき現地で知り合ったオジサンに「インディアン居留地を見せてあげる」と誘われてお車に乗って連れてってもらった。「クルマの窓は絶対に開けるな」「写真はとるな」が約束だった。真冬の氷点下30度になるところで居留地の家々の窓ガラスは割れたままだった。感想なんてものはない。見たままの現実を受け入れることしかできなかった。誘ってくれたおじさんは終始無言だった。今思えばその無言には意味があったのだろう。
作品は西部劇のようだ。薄ら暗い寒い西武劇。治外法権のある世界。
ワイオミング州といえば幾多の西部劇の舞台。レッドクラウド、ララミー牧場、シェーンetc。先住民との戦いのあった地域。そこまではよく知っていたが、ウインドリバー居留地を舞台にし実話に基づくストーリーということで否が応でも興味がそそられる。
最後のテロップは心にズンと来た。

ピュウピュウと吹きすさぶ風の音がなんとも寒々しい。音響の良いシアターで観たかった。

そういえば、ユーコンの居留地に連れてってくれたオジサンにスノーモービルに乗せてもらったことも思い出した。氷点下30度の世界での居留地とスノーモービル。自分の楽しかった旅の思い出が作品の厳しい現実と重なって特別な作品になった。
アメリカの先住民保留地の問題など色々考えさせられる映画だった
乾いた感じのサスペンスで面白かった
町山智浩のラジオを聞いて見ると倍面白いと思う
アメリカの闇。
扇

扇の感想・評価

5.0
たまにいるんですよね、異様にツボを押さえるのが上手い人。テイラー・シェリダンは正にそのタイプ。

演出と編集がズバ抜けてセンスある。話の筋は誰もが知ってるタイプのものなのに驚きに溢れてる。
また投げかけるテーマの重さとそれを巧みに画面に盛り込むアイディアの豊富さ。上手い、マジで上手いよ。
こんなの見せられたら一発で惚れちゃうよ。
財前

財前の感想・評価

4.5
色々と考えてしまう映画だけど、ジェレミー・レナー演じるコリーの過去を清算する物語なのかな。
哀しみを背負った男の言葉が心に響く。
そんなジェレミー・レナーの出演作はいろいろ観てきたけど これがベスト^_^

テイラー・シェリダン“フロンティア三部作”の最終章。
エンタメとして楽しめるのは勿論、何かを考えるキッカケになる映画作りを心掛けているらしい。
溜飲が下がる報復劇(復讐じゃなくて)に、ネイティブ・アメリカンの問題提起。見事です^_^

〔Blu-ray〕
Tamo

Tamoの感想・評価

3.5
海外のじっとりしたサスペンスって感じ。
謎解きも深いわけでもなく、事件の真相がただ重たいっていう。
スリービルボードのときもそうだったけど、見終わった時の気分は決していいもんではない。
agasa

agasaの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

インディアン居留地の暗部を描いた実話ベースのミステリー。
ネイティブアメリカンの女性の失踪者の統計データは存在しないという事実には驚かされたし、広大な土地にも関わらず保安官が数人しかいない事で、雪で覆われた土地柄もあってか、ほとんど無法地帯と化しているというのにも驚かされた。
劇中でネイティブアメリカンの女性が出稼ぎの白人達にレイプされて逃走の末に雪山で亡くなっていたシーンがあったけど、公開後にこの映画を配給しているワインスタイン・カンパニーの経営者が女優に対してセクハラと性的暴行をしていて捕まったのは何とも皮肉すぎる話だと思った。
m

mの感想・評価

4.0
思ってたのと違ってた。ネイティブアメリカンのこういう問題があるとは知らなかった。最後のテロップでどういうこと?ってなって調べたら事実に基づいてると知って恐ろしいと思った。
yoshis

yoshisの感想・評価

3.2
カンヌ作品にしては見ごたえあった。犯人を追い詰める様子は見ていてスカッとしたけど、法的には問題ないのか気になった。ネイティブ・アメリカンの問題はアメリカが抱える問題だということを認識した。
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