KnightsofOdessa

イレブン・ミニッツのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)
1.0
[人多すぎね] 10点

「早春」に熱狂し、手元にあるスコリモフスキ作品を漁ったところ、Netflixにひょっこり現れたので鑑賞。

ある女優夫婦が惨事を起こしてしまうまでと、その惨事で(たぶん)死ぬ羽目になった人々の最期の11分を群像劇として映像化した作品。発想は面白いが、いかんせん直接関係のない人が多く、あれだけ多くの人を絡めておいて惨事の規模もショボいのが気になるところ。

人が多い分リアルタイムな臨場感(唯一あったと言えるのが、最初のホットドッグ売りと修道女の会話の後ろを女優の旦那が通るシーン)がほぼなく、無理矢理糸で縫ったように登場する人物たちが多いので残念。また、空に“見える”謎の物体や、運び屋のボスの映像など、意味不明な部分も多い。ここまでくれば、正直駄作の域を出ない。
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