片腕マシンボーイ

グラキン★クイーンの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

グラキン★クイーン(2010年製作の映画)
3.7
邪魔なπを無くすためにπにくっついてきたπをまたπで消す、πがπで、πがπを、π、π、π、π、π、π、パイ、パイ、パイパイパ〜イ

グラビア大好きな男子高校生とグラビアアイドルを目指す女子高校生が運命的な出会いをして…グラビアカメラマンとグラビアアイドルになる為にタッグを組んで切磋琢磨すんよ!って話

ちょい、ちょい、マシンボーイ最近松本卓也監督作品を攻め過ぎちゃう!って?そうねぇ、「七子の妖気」「欲望の怪物」と続け様に好印象で、しかも次々とU-NEXTに登録されるっつ〜タイミングもあってね、もはや完全にブームが来ているよねぇ
本作もグラビアっつ〜風変わりな題材ながら、ストーリー自体は好敵手あり、修行あり、友情や努力に彩られた王道ド真ん中なJUMP的ストーリーでめちゃキュンしましたよなぁ!

そうね!JUMPといえば!主人公の冴えないグラビア大好き男子はめちゃすげぇ念能力を持っていましてね!
というのも、長年グラビアアイドルを見てきたからば、ひと目でスリーサイズを当てられるようになり、それが例え水着女子やなくても、おじさんでも、ワンコロでも、なんなら人や動物やなくて、木や建築物でも!
もはや天職はグラビアカメラマンやなくて建築関係とかデザイナーちゃうかなぁ?思いながら観ていましたよなぁ…

しかし!自分なんか所詮は単なるグラビア好きの冴えないヤツなんですよ…っつ〜卑屈な主人公もね、ある日グラビアアイドルを目指すポジティブな女子高校生と出会い、自らの可能性に気付いていくのであります!
その女子高校生は実は伝説のグラビアアイドルの娘なんですがね、単なる遺伝に頼った二世では無く、隠れた努力で見事なプロポーションを作り上げているのであります!ぺろぺろ

そんなふたりの主人公の成長ものなんやが、ふたりの関係は恋に発展するとかは無くて、あくまでも互いに刺激しあって高めあっていくバディもの、っつ〜んが好感度高い作品でして、まぢグラビアってこんなに熱い世界やったんか!って目からウロコな快作やったよね!

さらに他のキャラクターもみんな魅力的でしてね!
ヒロインのロックな妹がオーディションで緊張する姉を励ます為に飛び入りロッケンロー!なシーンも素晴らしかったし(肝心のオーディションシーンはマシンボーイ我を忘れるくらいゲラゲラゲラゲラ笑った、まぢ最高!)、お母さんのふたりの娘たちを置き去りにする可愛らしさも最高!
そして、なんと言ってもかつてグラビアカメラマンの世界で伝説的存在だった師匠の助平カッコ良さよ!まぢ主人公男子はこんなに素晴らしい人達にグラビアカメラマンへの道を後押しされて、この幸せ者めぇ!なったよね!

おまけに、香川が舞台の作品やからば、観終わった後についついうどん屋さんへ走らされた時点でマシンボーイは完敗よ、まぢ松本卓也監督素晴らし過ぎるよね!くぅぅぅ

ただひとつだけ言わせて貰うならば、ヒロインもめちゃ良い子やったし、ライバルのチョッキーナも素晴らしいキャラやったけども……顔面がそこまでマシンボーイの好みやなかったからば、ヒロインを大原優乃ちゃん!ライバルをおっぱいちゃん(浅川梨奈ちゃん)!でリメイクして欲しいよね!ぐふぅ…どっちを応援したら良いんやぁ、ぺろぺろぺろぺろ