かずま

帝一の國のかずまのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
4.0
ジャングルポケットがお送りするコント、"生徒会"ー。

惹き込むお笑いの鉄則、"振り切る"

会社の宴会芸でも通用するこの鉄則をベースに、今をときめく若手俳優陣が体当たりで演じきる。

その熱量は、一見薄ら寒く感じてしまう壮大な設定の中に当事者の感覚を生む。
もはや観てる側は生徒会の一員🎓

「親父ピアノ弾かしたれよ...🎹
それでお終いやん。。」

になってしまうんだけれども、遺伝子レベルで開花したその性はそう覆らず。
ラストのどんでん・どん返しは爽快な締めくくりです。

これが大鷹弾主役では面白くない。
赤場帝一だからこそ、面白い。

個人的に主人公の素質は、"偏り"と"芯"のバランスで決まると思う。
本作はそれが良かった。

ジャンポケ史上、最高作です!(違
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