普段全く観ない系統の映画だったけど、周りで4,5人が褒めているのを聞いて、思い切って鑑賞。
結論、見てよかった。面白かった。
とにかく、ラストで鮮やかなオチが付いただけでもう十分ありがとうという感じだった。（あそこの票数で、野村周平たちの分がカウントされてないのはちょっとおかしいと思うけど。）
原作は未読だけど、古屋兎丸のアクの強さの取り込み加減がちょうど良かった気がする。やり過ぎず、やらな過ぎず。
こういう学園ものは、金八先生とかもそうだと思うけど、割と演技の良し悪しが（良い意味で）有耶無耶になるのも、題材とキャストのマッチングという意味で成功要因だったかもしれない。豪華アイドル系俳優陣も、きちんとアイドルとしての魅力を発揮しながら、演技でお話を潰さない塩梅に収まっていた。
コメディとしてすごい笑えるかというと、そんなに打率は高くない印象だったけど、菅田将暉と吉田鋼太郎が外部生向けの試験の点数発表するところは笑った。「社会！！」「社会！！」ってやつw
やや細かいところだけど、アバンタイトルでの帝一のひとり語りがどういうシチュエーションなのかが、ラストで明かされるんだけど、だとしたらなんでそんな内容の説明ゼリフを言っていたのか、逆に意味がわからなくなって混乱した。
