ピンキー

帝一の國のピンキーのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
3.5
総理大臣になって自分の國をつくるための大きな第1歩として超有名高校の生徒会長を目指す男子高校生の物語。
同学年のライバルは家族ぐるみで仲が悪い菊馬、さわやかで誰からも好かれる弾。生徒会長になるには、1年目の先輩の派閥に入ることからが勝負の始まり。

⚠️ネタバレ⚠️
人数が多い運動部のためのマニフェストを掲げたりして、票稼ぎをするローランドさんにつく帝一。そしてローランド政権は友達が多い弾をどうにか派閥に引き込もうとする。しかし、平等主義の森園さんを好む弾はローランドからの誘いを断り森園派閥へ。そして、ローランドの父と帝一の父の仲が険悪であることを菊馬に告げ口され、森園側につくことに。

ラストは全校生徒による投票での帝一の代の会長選挙。自分が「負けた」じゃなくて、「勝たせてやった」ってするのは最後まで帝一らしかった。

選挙で負けたローランドに駒が言った 「てっぺんなんて星の数ほどあるよ」はかっこよかったし、悪いことした時にちゃんと怒ってくれる友達になることって勇気いることやなって思ったし、弱い時にも支えることも大事やなって思った。
菊馬は最後までクソ野郎やったけど、実際の世界でも育ちがいいところの子って、凡人には分からん苦労とかプレッシャーがめっちゃあるんやろうな。自分の家が一般家庭で良かったって思った。

裏金は人をダメにするし、人望って大切。竹内涼真は改めてかっこいい。

超個人的な意見やけど、小さい時から委員会決める選挙も、ミスコンも、結局は人気投票みたいで私は好きになれん。
ピンキー

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