ゆっけ

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜のゆっけのレビュー・感想・評価

4.0
《おとなのラブストーリー》

試写にて。
『東のエデン』や『攻殻機動隊S.A.C.』の神山健治監督。

森川ココネという「昼寝(どこでも寝れること)」が得意な?女子高生の物語。
東京オリンピックが迫る2020年の夏が舞台です。

夢と現実が交互に描かれるファンタジックなロードムービーなのですが、
幼くして母を亡くした少女と無口な父親との絆、家族愛、そして何と言っても父と母との壮大なラブストーリーが描かれています。(実はこのラブストーリーという点が肝であり、とっても感動するポイントです)

ココネがなぜ夢を見続けるのか?
その夢の意味とは?
自分のルーツを探して、さかのぼっていくことが映画の主題になっているかと思います。(ココネの名前もポイント)

観るひとは、ココネのぼんやりした性格のままに、夢見心地に観ることをおすすめします。エンドロールが最高に素晴らしいです!!

あと、言うまでもなく、ダイナミックなカメラワークやメカの変形シーンがかっちょいいです。

原画には、『おおかみこどもの雨と雪』の井上俊之さん。
『千と千尋の神隠し』『君の名は。』を手掛けた安藤雅司さん。
変形ロボット・ハーツをデザインしたのは『ベイマックス』のコヤマシゲトさん。
スタッフさんめっちゃ豪華です。

ココネの声優が「とと姉ちゃん」の高畑充希さんですが、みつきとして歌手であったこともあり彼女が歌う「デイ・ドリーム・ビリーバー」がうまくて心に残ります。

自動運転技術が開発される少し未来の話。「世代が変わる」という意味合いもあるのかな。少しじーんとくる映画でした。

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