監督が、攻殻機動隊テレビシリーズやってた神山健治監督。
ウィキペディア見たら、精霊の守り人(アニメ)とかULTRAMAN他、いろいろやってたんですね。
謎展開な映画。
アニメ映画でのキュビズムでも作ろうとしてるのかと思った。
冒険してますねー、神山監督。
この映画は、夢の世界と現実の世界とで展開される物語。
夢が現実の比喩になってるって図式で展開されるので、夢の方で大きな仕掛けが出てくると、これ現実の方ではどうなるんだろうってワクワクしたw
この映画を、攻殻機動隊を観るように身構えて観たら、全く乗れなかったと思うのですが、そもそも現実パートのキャラクターも(特にワルモノw)いかにもファンタジックなので、最初から脱力しながら観られたのが良かった。
夢と現実がどうリンクしてるかとか、端から整合性を取ろうなんて思ってないようで。
なので、先の予想がまったくできない。
どころか、こっちの予想の上を行く展開。
どうしてこうなった?的な、
なんじゃあああああああw的な、
面白さがありましたw
そんな、てんでバラバラなシーンの積み重ねで、観てる側に次々湧いてくるいろんな想いが、どこかで収斂されるんだろうなぁと、その辺は期待して観てました。
そして迎えたラストシーン。
あ、そうなりますか。ふーん。オチがソコソコかなぁ、なんてちょっとガッカリしてたら、全てが収斂してるのは、ラストシーンに非ず。
その後の方でした。
不意打ち食らって泣けたw
やっぱ、愛に言葉はいらない。
高畑充希の歌うDay Dream Believer
♪もう今は彼女はどこにもいない
朝早く目覚ましが鳴っても
そういつも彼女とくらしてきたよ
ケンカしたり仲直りしたり
ずっと夢を見て安心してた
僕はDay Dream Believerそんで
彼女はクイーン♪
忌野清志郎(zerry)。
なんでこの幸せな曲に、この歌詞を合わせられるのか?と思ったら、実は会った事のない母への曲だそうで。
https://www.m-on-music.jp/0000004828/
(´;ω;`)ウッ…
多分「ひるね姫」は、はじめにこの曲ありきな映画だと思います。