『ここに「ターミネーター」のあらすじを書いても違和感はなかろう』
デッドプールが偉いなあと思うのは、何と言ってもマスクを外したがる他のヒーローに比べ極力戦闘中にマスクを外さない事だよ。俳優のエゴは二の次って感じがするんだよね。
外してもあの顔だし。
まあいちいち特殊メイクした顔出すのも予算がかかるしなあ。
という訳で、デップーパート2。
世の中ナンバリングタイトルが流行らなくなっている中で潔いタイトルにも好感が持てる。
前作は完全にオリジンストーリーで話も行ったり来たりだったのが残念だったので、まさしく今回こそ本番って感じ。
アクションの見せ場も文句ないし、キャラクターもばっちり描けてるし、次々と出てくる新キャラもみな楽しい。
特にドミノはかわいいし、凄くおいしいキャラ。忽那汐里のユキオはただのゲストキャラにしてはしっかり仲間入りしててうれしかった(バイオハザードのローラの悲劇は今でも思い出す…)。
もう100点ですよこれ。
ただね。
私、心の中でどうも満点を110点満点くらいに設定してたみたい。
見終わった後、もっと行けるだろ? もっと突き抜けられるだろ?と思ったのも事実なのでした。
まあ凄く面白かったのは事実。あまり無い物ねだりしてもね。
もしかすると私はデップーの良さを真に理解してないんじゃないかとも思う今日このごろです。
本作のカメオ出演、一人はすごく簡単に分かる。一人は後で知っても納得行かない。一人は「あーやっぱりそうだったか!」となりました。あれ再確認するためだけでも姿を消してこっそりもう一回観たいよ!
劇場(字幕版)にて。18.06.01
2018#058