<たくさん笑えて、泣けたら他に書くことある？>
最高だった！まずR指定前提での製作で視聴ターゲットが明確に絞られていたから、メタギャグやお下品ネタの精度も高かったし、R指定化を嫌って普段あまり見ない血の出るようなキレのいい派手なアクションもメジャー映画の舞台で観ることができたのがよかった。
加えて「人間とミュータントの共生」というX-MENシリーズの命題もきちんと組み込んでいたし、前作は「これはラブストーリーだ」、今作では「これはファミリーの物語だ」という言葉の通り、ウソみたいにしっかりドラマを描いてこちらを泣かせにくる、そうだったこれがデッドプールのズルイところ！
ありがちなインフレ過多もなく、前作でも重要だった要素をしっかり網羅していて、最近のアクション映画二作目としては珍しく正常進化だ。情報量が多すぎたから、もう一回観たい！
“苦しみは歴史の教師であり占い師よ”
