ネタの範囲や手法が広がってて本当に笑うし、もうずっとやっててほしい。それゆえのグダグダ感はわざとみたいだけど、(「脚本悪いな！」)そうやってバランス悪くしてもいいからずっとやっててほしい。「ハイ、ウェイド〜」「ハイ、ユキオ〜」のやりとりとかもしつこくていいから何度でもやってくれ。
エンドロールは最高に笑えるし最高に泣ける。良かったねライアン、ありがとうライアンという気持ち。
鈍重でちゃんと痛いアクションは、さすがのデビッド・リーチ。でも軽口のコミカルさに意識が分散しちゃうのがもったいない気もしている。
ザクザク無駄死にさせるのも気持ちいいし、ちゃんとその辺回収してくれて助かった。
ストーリー自体は正直面白いとは言いがたいのかなと思うのだけど、内包するテーマや姿勢に俄然グッとくる。「異質」や「違う」ことを否定も肯定もせずにひたすら受け入れ、関係性をどんどん繋げていって、最後にはちゃんとハートでヒーローしちゃうのが、どのヒーローよりも現代的で意義があるように見える。次作も楽しみ！
