それにしても、レビューを書くのって難しいなと思う。ネタバレは見た人、見てないけれど知りたい人を想定して書く。ネタバレの設定をしない人は、見ていない人にオススメするのが目的か、見た人だけが分かるようにするのが目的か。
どのような相手を想定しているのか。
よくあるアーティストの特徴として、ファーストアルバムは初期衝動で突っ走り好評価。セカンドは深化。サードで方向性を変えてすってんころりんと失敗。
一作目が売れた二作目も難しいんだな。
一作目で「良い❗」とみんなが思ったものが異なった形でも残されていてしかも深化していないといけない。
自分の評価はというと、一作目より高いです(笑)
訳あって自暴自棄の主人公。心の中では死にたいと思っている。そこは残念ながら不死身のミュータント。それでも条件付きで不死身では無くなるのが良かった。(それにしても遺言が長すぎる。誉めてます。)
表情が分からないマスクをつけているが、とても愛嬌のある目に見えてくるのが不思議。
印象に残ったのは共感できる人はやっぱり同じ境遇を経験している人。そして、どんな映画でも主人公は一度どん底に落ちるということ。
ペンは剣より汚いというのも納得。SNSで人を傷付けてしまうとしたらそれって刃物と同じじゃねぇかとも思う。
何て糞真面目に考える映画ではないのだろうけれどそんな見方もできてしまうのは良い。
最高のハッピーエンドを予感させる最後も良い。
後は運が強いのは超能力級です。タクシー運転手もヒーローになります。
何よりファミリー映画です。いや、見る側にとってではなくてね。けつのあなにコードを刺して電撃とか首が飛んだりとかもあるしな。
サードは出ないのかな。残念ながら。