元女優のアヤカ(吉沢明歩)は、韓国人の彼氏と結婚を前提に付き合っている。彼の家族に挨拶をするために、アヤカは親友のサオリ(希志あいの)と一緒に韓国に来ていた。夜に両親との対面を控え、アヤカたちが遊園地で束の間の時間を楽しく過ごす中、ホラー映画を作っているという2人組の韓国人男性と出会う。彼らはアヤカたちに映画に出演して欲しいと迫る。女優として成功しなかった過去を持つアヤカは気乗りがしなかったが、サオリたちの勢いに乗せられ撮影現場のお化け屋敷に行くことに。だが、アヤカたちを、別の場所で見つめる者たちがいた。ゾンビに襲われ、巧みに建物の中に閉じ込められる。果たしてアヤカたちは、生き残ることが出来るのか？
セクシー映画に定評のある城定秀夫監督が、韓国を舞台にホラー映画に挑戦した意欲作。
ゾンビサバイバルものとしても、セクシー映画としても中途半端だが、映画の撮影に見せかけて生中継していたりする展開、クライマックスで明らかになるアヤカの真意、女優の怖さを描いている部分は面白いけど、ポンコツ映画の友松直之と共同脚本なのが仇になったホラー映画。
