白塗りのおじさんやおばさんたち、暗くじめっとした壁に掛かった柱時計、カオスな見せ物サーカス、川を流れるひな壇と赤子・・・
どろっと絡みつく粘膜のような・・・女たちが怖い。トラウマ( ; ; )
ホドロフスキーの自伝的作品『リアリティのダンス』や『エンドレス・ポエトリー』が浮かぶ。とんでもない作品を生み出す奇才な方々は過去も凄まじい・・・芸術に昇華させるなんて素晴らし過ぎる。
その辺のホラーよりも100倍くらい恐怖するし記憶に残る。寺山さんはよく耳にするけど、触れたことがなく。個人的に好みの映像ではなかったけど、世界観があり捻りの効いたストーリー構成に驚く。もう観ることはないかもしれないけど、鑑賞できてよかった。