田園に死すのにしおのレビュー・感想・評価

懐かしむ感情以上の娯楽はないなってことをつい最近考えてた自分にとって凄まじい映画に良いタイミングで出会えた。

過去に傷や後悔があって、それによって今の自分が息苦しいとしても、その過去を消し去ることは惜しいもので、せめても脚色して一種のエモい感情に変換することで自分の支えとする。

どこを切り取ってもカッコいい絵ばかりだが空気女のシーンが特に好き。記憶の端っこにあったVHSで見たであろうウルトラマンのワンシーンをなぜか思い出した。