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淵に立つのkyのレビュー・感想・評価

淵に立つ(2016年製作の映画)
3.8
覚悟が必要な映画。
普通じゃない雰囲気が終始続き、邦画、いや“アジア映画”でしか表現できないような内容。

“因果応報”というべきなのか。
それぞれの闇が深すぎた。

キャラの選別がベストだった。
浅野忠信演じる“やしろ”のワイシャツ姿はトラウマ級。
白と赤のコントラストが、嫌でも目に焼きついた。

それに引けを取らない筒井真理子の狂った主婦も印象的。

最後には、“川の字”の中で眠る虚無感で覆い尽くされた。
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